宇宙の仏塔の敵
古代より、ストゥーパ、または仏塔(サンスクリット語: स्तूप、=「山」)は、仏教の儀式と帰依において重要な役割を果たしてきました。丸みを帯びた土製の半球またはドームである仏塔には、崇敬された僧侶や尼僧の骨などの遺物が納められています。また、巡礼者が歩き回ったり、瞑想したりすることができるように、ドームの周りには踏み固められた道があります(プラダクシナ)。仏教がアジア全土に広まるにつれて、元の仏塔の構造は、チベットではチョルテン、東アジアではパゴダ、東南アジアではチャイティヤへと変化しました。構造は進化しましたが、基本的なレイアウトは、土製のドーム、正方形の台座、中央の尖塔、および前述した、信者が仏塔の周りを周回するための小道で構成されています。 この基本構造は、聖書の天地創造の物語に描かれている宇宙の構造を反映しています。この記述は、創造主である神が人間を「神の似姿に」どのように創造したかを記録していることが分かりました。これは、私たち全員が生まれながらにして、芸術的、道徳的、そして関係的な性質を持っている理由を説明しています。 この物語では、中央の丸いドームのように、神がどのように宇宙の中で、地球を仏塔のような構造に配置したかが説明されています。 地球の創造の後、物語には次のように述べられています。 8 それから神は、東の方のエデンに園をつくり… 創世記 2:8 そして、その直後に次のように述べています。 9 …園の中央には、「いのちの木」と、善悪を判断する知恵のつく「良心の木」とがありました。 創世記 2:9 庭園は仏塔の四角い台座に、庭園の中央にある生命の木は、仏塔の中央尖塔に相当します。そして星のある天空は外側の踏み固められた道に相当します。黄道帯を構成する星々は、プラダクシナを行う巡礼者と同じように、地球のドーム状の仏塔の周りを回るように夜空を移動します。 仏塔には亡くなった僧侶の骨と遺灰が納められていますが、この宇宙の仏塔には次のような特徴があります。 7 やがて、主なる神が人を造る時がきました。まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。そこで人は、生きた人格を持つ者となりました。 創世記 2:7 最初の人間の骨は生き返って神の似姿となりました。 聖なる宇宙 仏塔は崇拝のための聖地です。宇宙も、また、創造された当初は完全に神聖なものでした。実際、ヘブライ語聖書には次のように書かれています。 31 神はでき上がった世界を隅から隅まで見渡しました。とてもすばらしい世界が広がっていました。 創世記 1:31 霊界… 仏教の宇宙論は、物理的領域の上に、形のない、または非物理的な領域 (「アルーパ・ブラフマ」、「デヴァ・ガティ」、または Ārāpyadhātuと呼ばれる)… Read More »宇宙の仏塔の敵